転職できなかった52歳社内SEのおぐです。
会社の設備が老朽化しているため、漏電しているようです。
定期的にブレーカーが落ちて停電になります。
私が使っているパソコンはUPSにつないでいるので、すぐに作業を止めてシャットダウンすれば良いのですが、その他、ほとんどのパソコンや周辺機器は電源が落ちます。
復旧後、大変だった仕事を紹介します。
この記事の内容
停電になると困ること
停電になっても、私の使っているパソコンは、無停電電源装置(UPS)に繋がっているので大丈夫なんですが、ネットワーク機器は電源が落ちてしまうので、結局、仕事ができなくなります。
事務所でもノートパソコンを使う人が増えたので、作業途中のエクセルファイルが保存されていない、というような事態は減りましたが、それでもネットに繋がらないと、仕事ができなくなります。
基幹システムがWEBで構築されていて、インターネットでアクセスする仕組みなので、ネットが正常でないと、仕事になりません。
下手すると、事務所は通電していてパソコンは使えるけど、通信設備まわりの電源が落ちてしまって、インターネットが繋がらない事態になることもあります。
そうなるのが、一番やっかいですね。
停電復旧後に社内SEが大変な作業
停電自体は設備の問題なので、社内SEが直接復旧作業に関わることはありません。
しかし、停電が復旧した後の作業が大変です。
まずは、ネットワークがつながるかどうかです。
業務用のネットワーク機器を使っている訳ではないので、そこまで複雑ではありませんが、それでもルーターやハブが正常に動作しているのかは確認します。
次にパソコンです。
シャットダウンしていないので、正常に起動しない場合もあります。
やっかいなのは、印刷途中に電源が落ちたパソコンです。
印刷キューがエラーになり、取り消ししたり、再起動したり、ごちゃごちゃと復旧を試みます。
最終的に復旧できず、パソコンの入れ替えになることもあります。
そうすると初期設定やらキッティングやら、大変です。
通常業務に戻すため、残業したりすることにもつながります。
あと、何気に面倒なのが、監視系のソフトが入っている場合です。
取引先と専用線を使ったシステムが入っているため、停電になると異常通知の確認が入ります。
停電中は電話がつながらないので、復旧後に問い合わせがあります。
計画停電だと、事前に連絡できるのですが、漏電などで停電したときは、理由を聞かれても恥ずかしくて答えられません。
障害対策
年に何回か停電になります。
近所に雷が落ちたとか、急に暑くなり冷房を付けたとか、知らないだけで漏電しているかも知れません。
パソコンはノートパソコンを使うとか、UPSをつなぐとかで停電対策になります。
ネットワーク装置も重要なところは、UPSを接続すると良いでしょう。
それでも、地域一帯で停電になってしまっては、あまり効果はないかも知れません。
一番良いのは、停電になってしまったら、あきらめて仕事を休みにしてしまうことでしょうか。
そんなこと、BCPに書いたら怒られそうです。
真面目に考えているんですけどね。
事業継続が困難になる事態は停電だけではないので、やりはじめたらきりがありません。
停電にしろ、パソコンの故障にしろ、起きることを前提にして、いかに素早く復旧できるように準備するのか、を重視しています。
社内SEの役割
正直、停電が発生した時に社内SEが活躍できることはありません。
手作業に切り替えて仕事をするにしても、指をくわえて見ているしかないんですよね。
社内SEなんて、パソコンが使えなくなると、ただのポンコツです。
外部のサーバーで基幹システムを運用しているので、スマホ使えば在庫もわかるのですが、みんな慌てていて気が付かないので、私も知らなかったフリして、停電が復旧するまで休憩時間にしています。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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