転職した52歳社内SEのおぐです。
50代の平凡なサラリーマンが転職する方法を考えてみました。
50代の平凡なサラリーマンは、中小企業に勤務しています。
これまでに会社が倒産したり、リストラにあったりで、何度か転職の経験があります。
特殊な資格や技能を持っている訳でもなく、引く手あまたな経験もありません。
役職は係長ぐらいでしょうか。
妻も子供もいますが、実家暮らしなので住宅ローンはありません。
この記事の内容
50代平凡サラリーマンの武器
会社に不満はなかったのですが、やんごとなき事情で転職しました。
平凡なサラリーマンだったら、定年まで勤めますね。
前提条件が間違っているかも知れません。
何が言いたいのかと言うと、特殊な資格や経歴がなくても、これなら転職できますよ、という方法を考えてみたいと思います。
今の世の中、転職するなら「DX」です。
事務の人材でも、営業の人材でも、製造現場の人材でも、DXと絡めると転職しやすくなります。
DXに強い人材と認められれば、転職だけでなく、今の会社や部署でも役立つ人材として評価されることになります。
50代の平凡なサラリーマンが身に付けている武器と言えば、「経験」と「人脈」です。
ここに「DX」が加われば鬼に金棒です。
まじめに「DX」の定義を考え始めると難しいのですが、多くの人はイメージでしか捉えていないので、パソコンを使って自動化できれば「DX」と言い切ってしまいます。
簡単な例だと、私たちが学生の頃は授業で先生が黒板に書いたことをノートに書き写す必要がありました。
今は、スマホのカメラで撮影すれば良いですよね。
先日、仕事の引継ぎでマニュアルを作って、若い人にパソコンの操作方法を教えていたのですが、「動画で撮っていいですか?」と聞かれました。
デジタルネイティブ世代の考え方は「DX」そのものです。
身の回りの作業を自動化する
身の回りの作業と言っても、パソコンを使って行う作業です。
例えば、営業であれば、見積書を作ってメールで送信する、とか、製造現場であれば、検知した装置の異常をメールで知らせるとか、そんな感じのことです。
エクセルを使っていれば、VBAで自動化できる作業がたくさんあります。
また、RPAツールも無料で使えるものが出回っているので、WEBシステムと連携させることも難しくありません。
今まで、仕事でパソコンを使っていても、プログラミングの経験がないとVBAもRPAも近寄りにくい存在かもしれませんが、簡単な話、自分が行っている作業を記録して、実行させる、ぐらいから始められるので、挑戦して欲しいですね。
業務知識はあると思うので、まずはマニュアルを作って、自分の中で、どんな作業を行っているのか整理すると良いです。
その中から、ツールを使って自動化できそうなところを見つけていきます。
MACROMANという無料で使えるRPAツールがありますが、デモ画面&スクリプトと言う形で、交通費精算書の作成やメールの新規作成・保存の処理が紹介されています。
⇒ https://www.macroman.jp/demo-video
そこからRPAツールで何ができるのか、イメージを掴んでいくと良いでしょう。
エクセルVBAについては、ブログや書籍で、たくさん紹介されているので、調べてみると良いでしょう。
近くに、達人がいれば聞いてみることもできますが、そうでなくても情報は手に入ります。
始めてみるのにお金はかかりません。
試してみるだけ得します。
おすすめのRPAツールのオンライン講座はコチラです。
⇒ Microsoft Power Automate Desktop 入門講座
おすすめのエクセルVBAコースはコチラです。
⇒ エクセルが自動で仕事する!マクロの魔法 文系・非IT職もできるプログラミング
自動化した作業を実績として職務経歴に書く
転職を考えているのであれば、求人情報サイトへの登録は必須です。
オススメはリクナビNEXT
⇒ リクナビNEXT『会員登録』キャンペーン
私が転職できたのは、リクナビNEXTで見つけた会社です。
リクナビNEXT以外でオススメするなら、dodaです。
⇒ 転職成功の秘訣は、サイトに公開されない求人にあった。【doda】
どちらも転職エージェントの求人案件が掲載されていますが、エントリーするのは直接応募できる求人が良いです。
50代でも専門的な能力を持っていたり、ハイキャリアで年収1000万円以上というのであれば、ビズリーチのような転職エージェントで良いと思いますが、そうでなければ、求人情報サイトを利用するしかありません。
求人情報サイトでは、基本のプロフィールの他に、自己PRや職務経歴を登録することができます。
自己PRや職務経歴に、自動化した作業を実績として書き込んでいきましょう。
実績を書く時は成果も忘れずに記載しましょう。
例えば、「帰社してから毎日1時間かかっていた日報記入が5分で完了するようになりました」などと自動化できた成果を具体的に表現できると良いですね。
私の経験ですが、職務経歴や自己PRにRPAツールを使って業務の自動化に取り組んでいることをアピールするようになってから、面接に進む確率が高くなりました。
業務の自動化は、社内SEだけでなく、パソコンを使って仕事をしている全ての人が取り組めるテーマなので、平凡なサラリーマンが注目されるのに丁度良いです。
今はじめれば遅くない
今さらプログラミングの勉強を始めても・・・、と思っている方もみえると思います。
しかし、今はじめれば、転職先が決まった時には経験者です。
求人情報サイトに登録して、すぐに転職先が決まるような人であれば、今さらプログラミングなんて覚える必要はありません。
でもね、転職先が決まるまで1年とかの覚悟で挑戦する人であれば、今はじめれば遅くありません。
ノーコードプログラミングと言って、コードを書かなくてもプログラムを作れる環境があります。
キーボードでカタカタするの苦手なんだよね、って人でも、マウスを使ってプログラミングできるので、大丈夫です。
その上、実際に退社して業務の引継ぎをするのが、とても楽になりますよ。
マニュアルもRPAツールも揃っているので、下手したら、誰にも仕事を引き継がなくて退職できます。
業務引継ぎに3か月かかるから退職までに時間が必要、なんてことで退職日を引き延ばされることもありません。
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