52歳で転職した社内SEのおぐです。
欧州のエンジニアにシステム開発を依頼しています。
日本語のわかるコーディネーターが仲立ちをしてくれているのでコミュニケーションに問題はないのですが、これまで常識だと思っていたことが通用せずに困惑することもしばしば発生します。
中でもCSVファイルの区切り文字とカンマとピリオドの使い分けの違いには困っています。
インターネットでつながったコンピュータですが、未だに地域ごとに違いがあるのは不思議な感じがします。
この記事の内容
セミコロン区切りのCSVファイル
CSVファイルとは、カンマ(,)で区切られたデータファイルです。
項目の区切りがカンマ(,)のテキストファイルなので
テキストエディタで編集できるし、
エクセルなどの表計算ソフトに取り込んで編集することも可能です。
ホストコンピュータからCSVファイルでデータを出力し
エクセルに取り込んで編集するなど
異なるシステム間でのデータ連携に利用されています。
カンマ区切りなのでCSVという名称のはずですが
欧州ではセミコロン(;)がメジャーなんだそうです。
知りませんでした。
カンマ以外の文字で区切られたテキストファイル
オフコンで扱っていたデータファイルは固定長でした。
固定長というのは、データの長さが固定されていて
変わらないデータファイルのことです。
例えば日付であれば、必ず8桁のデータ長で
先頭の4桁は年で次の5桁目と6桁目は月で
1月~9月までは頭に0を付けて2桁表示させます。
7桁目と8桁目は日で月と同じように
1桁の数字は頭に0を付けて2桁で表示します。
今日は2023年4月3日なので、
20230403
と表示されます。
私が就職したばかりの頃は、
年は下2桁だけが主流で日付項目は6桁でした。
それが2000年に問題となりました。
小数点はカンマかピリオドか
日本では、小数点はピリオド(.)で桁区切りはカンマ(,)です。
1,234,567.89
などと表示されます。
これが欧州のある地域では、逆になります。
1.234.567,89
となり、小数点はカンマ(,)で桁区切りはピリオド(.)です。
ネットで調べてみるとイギリス式とフランス式があり、
日本はイギリス式ということです。
フランス式を知らずに数字を見ると
間違えますね。
小数点に中点(・)を使う地域もあるようですが、
これは何となく受け入れられそうな気がします。
エクセルマクロを作りました
区切り文字をカンマ(,)、セミコロン(;)、
コロン(:)、ピリオド(.)、から選んで読み書きできる
エクセルマクロを作りました。
文字コードもシフトJISとUTF-8から選択できます。
UTF-8はBOMなしファイルになります。
読み込みと書き込みで別にオプションを選べるので
カンマ区切りのシフトJISファイルを
セミコロン区切りのUTF-8ファイルに変換することもできます。
エクセルファイルは、
こちらからダウンロード可能です。
CSVファイル変換
ZIP形式で圧縮していますので
解凍してご利用ください。
誠に勝手ですが、不具合も含めて無償サポートはしていません。
有料でのサポートは、ご相談いただければ検討させて頂きます。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
このブログは人気ブログランキングに参加しています。
応援してもらえると、とても喜んでもっと良い記事を書きますので、下のバナーをクリックしてください!