まだ転職できない52歳社内SEのおぐです。
システム開発といっても、広義と狭義で意味が異なってきます。
広義のシステム開発というと、企画から設計、狭義の開発、運用、保守まで含んで、システム関連の作業全体と通して表現しているように思います。
狭義のシステム開発では、せいぜい設計からプログラミング、テスト、ぐらいまでで、本番稼働開始後は、運用や保守が担当となります。
しかし、社内SEの場合、特に中小企業だと担当が明確に分かれている訳ではないので、広義のシステム開発という場合が多いでしょう。
この記事の内容
社内SEのシステム開発とは
社内SEのシステム開発とは、詳細設計、プログラミング、単体テスト、を行う業務担当者のことを言います。
職位によっては、概要設計から結合テストまでを実施することもあります。
会社の規模によっては、システム担当者にシステム開発という肩書を持たせ、運用や保守など、システム関係の仕事を全て担っている場合もあります。
定義は曖昧で、企業によって仕事内容が異なってきます。
システム開発の仕事内容
社内SE(システム開発)の仕事内容は、企業によって大きく異なります。
システム開発を外注している会社であれば、概要設計を社内SEが行い、システム会社に開発を依頼します。
社内SEは、開発されたシステムの受け入れテストを行い、本番環境へリリースします。
こういった感じの企業もあれば、私が勤務する会社のように、運用まで外部に任せている場合は、変更依頼を行い、変更内容を確認して終わりとなります。
主に開発の仕事として行っているのは、基幹システムからデータを抽出して、それをエクセルやアクセスで加工する作業です。
現場の端末に取り込んで、処理できるように、固定長のテキストファイルに変換します。
エクセルやアクセスはVBAを使って、処理を自動化しています。
VBAでのプログラミングがシステム開発としての主な仕事です。
社内SEが使用するプログラミング言語
社内SEがプログラミングする機会は、かなり減っています。
開発を外部に依頼している事が多いためです。
比較的、内製を続けているのは製造業が多いでしょうか。
これまで私が面接を受けてきた会社で、社内システムを内製し続けているというの話を何社かで聞きました。
使用しているプログラミング言語で多いのは、RPGとVBです。
RPGは、IBMのオフコンAS400で使用されているプログラミング言語で、COBOLに似た感じの文法と聞いたことがあります。
AS400を使ったことはありますが、開発に関与した事がないので何とも言えませんが、IBMは他社のオフコンよりも使い続けている会社が多いような印象です。
VBは、Windows Serverを使ったクラサバで運用し続けている会社が多いように感じます。
先日、面接を受けた会社では、VBで開発を続けているけど、OSのバージョンアップに対応させるのに、プログラムの書き換えが必要と言っていました。
VBもバージョンアップするんでしょうか?
今だと、VB.NETなんでしょうね。
社内SEはプログラミングできない
システム開発を外部に委託する会社が増えたので、社内SEは運用がメインという企業も多いでしょう。
その上、データ抽出や加工がメインであれば、SQLを組めれば仕事は回ります。
RPAツールを使ってシステムを連携させたりしていますが、ほぼノンプログラミングです。
GUIツールが進化しているので、プログラミングするにしてもプログラムソースを見ることがありません。
社内SEはプログラミングできないと言われても仕方ありませんね。
できない、というより、必要なくなったというのが正しいかも知れません。
将来的には、Siriが対話しながらプログラムを作ってくれると思っています。
既に、メールを送ったり、予定時間になったら知らせてくれるので、現実になっているのも同じですね。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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