52歳で転職した社内SEのおぐです。
無料で使える表計算ソフト LibreOffice Calc のpythonマクロを開発しようとしましたが思った以上に難しくて挫折しました。
代わりに簡単そうな楽天証券RSSを使って株価取得するワークシートを作りました。
保有している株式のポートフォリオを管理します。
マクロじゃないので関数だけで動きます。
楽天証券が公式に提供しているツールなので突然利用できなくなることも無いと思います。
作成したワークシートを公開していますので、よろしければダウンロード頂き、ご利用ください。
この記事の内容
楽天証券RSSを利用する準備
楽天証券が提供するRSSを利用するには、
マーケットスピードをダウンロードする必要があります。
楽天証券のマーケットスピードは
Windows環境でのみ動作するので
MacやUbuntuでは利用できません。
マーケットスピードⅡがリリースされていますが
LibreOffice Calcで利用できるのは
マーケットスピードのRSSです。
マーケットスピードⅡのRSSでは
利用できないようなので
ダウンロードする時に注意が必要です。
マーケットスピードは楽天証券の
ホームページからダウンロードできます。
https://marketspeed.jp/ms1/download/
この記事を書いている時点での
最新バージョンは”17.03”です。
ホームページの指示に従ってダウンロードして
利用申請、ログインしてください。
マーケットスピードを利用するには
楽天証券の口座が必要になります。
楽天証券RSSの利用方法
マーケットスピードをインストールすると
デスクトップに3つのアイコンが登録されます。
青いのがマーケットスピード本体のアイコンです。
マーケットスピードをインストールして
最初にログインする時に利用申請をするように促されます。
楽天証券の口座をお持ちでしたら、
申請後するに利用できるようになります。
マーケットスピードにログインできると
RSSが利用できるようになります。
赤いアイコンを起動して、
RSSが「接続中」と表示されるのを確認します。
RSSが接続すると利用できるようになります。
楽天証券RSSを使って株価取得するワークシート
私が作った
楽天証券RSSを使って株価取得するワークシートは
コチラです。
zipファイルをダウンロードして
解凍してご利用頂くと良いです。
株式ポートフォリオv1_0
楽天証券RSSでは300銘柄までデータ取得できるようですが、
50銘柄で作っています。
私が2銘柄した保有していないので
そこまで必要ではありません。
増えてきたら、増やすかもしれません。
株式ポートフォリオの説明
株式ポートフォリオは以下のようなワークシートです。
セキュリティの設定によって違うと思いますが、
ワークシートを開くと警告が表示されます。
「Allow updating」ボタンを押すと
ワークシートが利用できるようになります。
セキュリティに不安がある方は、
ご利用いただかない方が良いと思います。
コード欄に銘柄コードを入力頂くと、
薄緑の銘柄名称から出来高までが
RSSで取得されます。
楽天グループの場合、「4755」が銘柄コードですが
東証を示す「.T」を後ろに付けて頂く必要があります。
楽天証券RSSの仕様で、東証の銘柄しかデータ取得できないので
すべて「.T」を付けることにすれば良いのですが、
今後の課題にさせていただきます。
基本的に、コードが入れば銘柄の情報は取得できます。
保有株数、購入単価、手数料、にもデータを入力頂ければ
評価損益も表示されるようになります。
入力可能な項目は、背景が「白」になっています。
薄緑はRSSで取得したデータです。
薄青は計算式が入っています。
表示桁数が足りずに「####」や「1E+7」等になってしまう時は
セルの幅を広げて頂くと良いと思います。
単純な作りなので、カスタマイズして
ご利用頂ければ良いかと思います。
ワークシートやセルにロックをかけていないので
LibreOffice Calcで計算式は丸見えです。
誠に勝手ですが、不具合も含めてサポートはしていません。
有料でのサポートは、ご依頼いただければ検討させて頂きます。
今後の計画としては、DUKE。さんの著書
「忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の『シン億り人』を誕生させたガチ投資術」
を読んで実践したいと思っているので
年初来高値の銘柄から業績やボラティリティなどで
フィルターできるようなワークシートを作ってみたいと思います。
最終的には販売できるコンテンツを開発していきますので
よろしくお願いいたします。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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