内定したら労働条件通知書を承諾前に依頼しよう!確認が必要な項目!
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みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

まだ転職できない52歳社内SEのおぐです。

内定との連絡はあったのですが、どんな労働条件で採用されるのか不明です。

労働条件通知書をお願いしたのですが、まだ届きません。

労働条件として確認が必要な項目を考えてみます。

 

一般労働者用モデル労働条件通知書

厚生労働省のホームケージに掲載されている「労働条件通知書」のひな形を見つけました。
⇒ https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/keiyaku/kaisei/dl/youshiki_01a.pdf

項目としては、「契約期間」「就業の場所」「業務の内容」から始まり「始業、就業の時刻」「休日」「休暇」などがあり、「賃金」についても記載があります。

これだけ詳細に記載があれば、入社してから思い違いがあったとか、トラブルになりにくいですね。

しかし、これまでに労働条件通知書を受け取ったのは、大手SIerに転職した時ぐらいで、今の会社に入る時は労働契約書もありませんでした。

大企業や公務員であれば、取り交わすと思いますが、一般には普及していないように感じます。

田舎の中小企業だと、採用する側の不利になるようなことは行わないのが横行しているような感じがします。

「内定です」と連絡のあった会社に労働条件通知書の発行をお願いしたところ、それ以降、音沙汰が無くなったこともあります。

それぐらい、大企業と中小企業では、法令順守に意識の差があるということでしょう。

 

賃金の計算方法

賃金の計算方法については注意が必要です。

基本給なのか、手当なのか、残業代の計算方法などに注意したいですね。

みなし残業を採用する企業が増えています。

労務管理をしっかりとした上でみなし残業であれば良いと思うのですが、みなしだからと言ってタイムカードを廃止するようでは信用できません。

賃金については、給与計算の締め日や給料の支払日も確認しておきたいです。

以前、勤めていた会社では、基本給は当月払いで残業代は翌月払いという会社がありました。

今の会社では、基本給も残業代も含めて、月末締めの翌月20日払いになっています。

入社してから2か月近く、最初の給料が入りませんでした。

同じく、賞与の計算期間も会社によって違います。

私のように家計がギリギリの状態で転職活動をしている場合、死活問題になるので、よく確認しておきましょう。

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休日と休暇

休日は、毎週何曜日が休みとか、祝日はどうするとか、を決めることです。

休暇は、年次有給休暇の取り扱いや代替休暇の有無についてです。

有給休暇については、翌年まで繰り越せることが法律で決まっています。

しかし、消化する順番は法律で決まっていないため、就業規則で決められていることが多いです。

就業規則に「前年度繰越分の有給休暇があった場合、当年度のものから使用するものとする」の一文がある場合は注意が必要です。

つまり、当年度発生した分から有給休暇が消化されていくので、未消化の前年度繰越分は消滅していくだけです。

毎年、有給休暇は全て消化します、というのであれば関係ないのですが、まともに消化させず、その上、なるべく多く消滅させようなんて、卑怯な感じですね。

 

試用期間について

労働条件通知書のサンプルには記載がありませんでしたが、試用期間で労働条件に変更があれば事前に確認が必要です。

先日、採用担当者とメールでやりとりをしていて、こんな連絡を頂きました。

「試用期間中の働きによって、本採用時に昇給の可能性があります。」

社内の給与規定に照らして、いくらになります、というのが知りたいだけなんですが、私が考えているような簡単な話ではないみたいです。

中小企業にとっては、社員ひとり採用するというのは大きな投資なんだと思います。

採用する側も採用される側も慎重になると、話は進まなくなりますね。

ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!

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