転職した52歳社内SEのおぐです。
転職する前は、負け組サラリーマンでした。
低賃金で出世の見込みもなく、ただ、会社でボーッとする毎日を過ごしていました。
見方を変えれば楽園だったのかもしれませんが、私にはお金が必要でした。
子供の教育費がかからなくなれば、昔のままでも良かったのですが、あと数年はそういう訳にもいきません。
成功している創業社長を間近に見ながら仕事ができる環境になったので、どうすれば人生を逆転できるのか学んでみたいと思います。
この記事の内容
創業社長の哲学
「哲学」って何でしょうね。
英語にすると「philosophy(フィロソフィー)」になります。
以前勤めていたSIerではフィロソフィー研修が年に何回かあって、会社として重視していました。
SIerを退職してから「哲学」という言葉を意識したことがありませんでした。
あれから10年以上経ち、今の会社で「ものづくりの哲学」とは何か?ということを考えることになりました。
創業社長の生き方を学ぶという感じですね。
私が感じている創業社長の哲学は
「どんなことでも自分が納得できるまで知りたい」
に尽きます。
知的な探求が哲学であるならば、社長の生き方そのものが哲学なんですよね。
哲学というとカッコイイですが、時には相手をするのが面倒くさいと感じることもあります。
一休さんに登場する「どちて坊や」みたいに、何でも聞いてきます。
私が知らないことでもお構いなく聞いてきます。
自分の理解と異なることがあれば、徹底的に聞いてきます。
そして、すぐに忘れます。
次の日になると、また同じ質問の繰り返しです。
まるで禅問答。
近くで働いている人は大変です。
しかし、そこまで探求心あふれる性格だからこそ、今の収益基盤が構築できたのだと思います。
儲かる体質の会社
取引先のエンジニアに質問すると「そういった事例はない」と答えられることがよくあります。
次に言われることは決まって「御社は最先端を走っています」という言葉で濁されます。
使えるだろうと思った機能があって購入したにもかかわらず、期待した成果が得られず質問しているのに、だったら提案してくるなよ・・・、という感じです。
創業社長がいつも言うのは「この考えって普通じゃないの?」
ロジックを積み上げて考えていけば、普通だと思えることなのに、それを実現するサービスが世の中にない、というのが不満なようです。
その結果、自社でシステム開発を始めているのですが、なかなか思うような結果にたどり着けません。
開発中でも次から次に新しいアイデアが沸いてくるようで、仕様変更が日常茶飯事になっています。
これまで、何年もかけて構想を練っていたにもかかわらず、少しでも形が見えてくると、やっぱりこの方がいいよね、ってなるみたいです。
現場で少しずつ改善を積み重ねて儲かる体質を築いてきた創業社長には、そのやり方しかありません。
昨日は納得していたことでも、今日になればひっくり返します。
朝はOKだった仕様も、夕方には「こっちがいいよね」とひっくり返ります。
こんな仕様の決め方では、外部の開発会社に発注するのは無理です。
どうしても自社開発になってしまいます。
社内SEも疲弊していますが、外部開発にするとレスポンスが悪くなるので、もっと難しくなります。
このやり方で高収益体質の会社になったので、間違ってないと思います。
面倒くさいことをやりきると儲かる
創業社長の相手をしていて「面倒くさい」と思うことがあります。
ミーティングで自分が想定していなかったところを突かれると答えが出るまで時間が長引くので面倒くさくなります。
ここが稼げる人と稼げない人の違いなんじゃないかと考えるようになりました。
私と創業社長では視点が全く違います。
元々は、創業社長の指示を受けて準備を始めているのですが、成果物を持っていくと、2歩も3歩も先に行っています。
そういえば、以前勤めていた会社でも似たような経験がありました。
考え方の根本から違うなぁ、と感じた経験です。
この人たちとは理解しあえないだろうなぁ、と思いました。
どちらの経営者にも共通しているのは「説明下手」ということです。
社長じゃなければ「何言ってるか理解できません」と相手にしないような話なんですが、社長からの指示なので、私が理解に努めなければいけません。
何度も聞き返して、質問して、理解しようと試みるのですが、これが本当に面倒くさいです。
本心から理解できたと思えるのは10回に1回ぐらいです。
残りは、あやふやなまま作業をすすめて、適当なところで成果を見せて、修正していきます。
10回に1回ぐらいは、何を考えているのか全く理解できず、一旦は引き受けたものの放置する案件もあります。
面倒くさいと思っていても、これらのことをやりきると、成功者に近づいていけるのでしょうね。
創業社長に学ぶ逆転人生
「あなたの周りにいる5人の平均年収が将来の自分の年収になる」というようなことを聞いたことがありませんか?
5人じゃなくて10人だったり、将来じゃないくて今だったりしますが、お金持ちになりたいのであればお金持ちの環境に身を置きなさい、という教訓だと考えています。
創業社長の交友関係を見るとなかなかのものです。
仕事と直接関係があるのか無いのかわかりませんが、仲の良い上場企業の経営者が何人もいます。
仕事上の付き合いというより飲み友達です。
趣味を通じた人間関係を作るのが得意なんでしょうね。
最初から人間関係を拒絶している私からすれば異次元の話です。
しかし、人生を変えようと思って、転職しました。
人生を変わるには環境を変えるしかありません。
環境を激変させる簡単な方法は、転職して転居することです。
そうすることで、人間関係も変わるし、生活も変わります。
敢えて人間関係をリセットして人生を変えようという方法です。
今、私の周りにいる5人のうち、間違いなく1人はお金持ちです。
成功している企業経営者です。
残りの4人が誰なのかわかりませんが、転職する前よりも平均年収が上がったのは間違いありません。
私の年収も引っ張られて上がっていきます。
創業社長に哲学を学び、これからの人生を逆転していきます。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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