明るくなる4時半ぐらいに、目が覚めます。
いつもなら、二度寝するのですが、今日は飼っている犬に気づかれてしまいました。
散歩に連れて行けとうるさいので、少しだけ家の周りを歩いていたら、
すっきりと目が覚めました。
せっかくなので、図書館で借りている「50歳からの逆転キャリア戦略」という本を読むことにしました。
もうすぐ、採用試験の面接なので、その準備も進めています。
この記事の内容
50歳からの逆転キャリア戦略とは
前川孝雄さんが書かれた「50歳からの逆転キャリア戦略」を読んでいます。
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前川孝雄さんは、リクルートで「リクナビ」や「ケイコとマナブ」などの編集長を歴任された後、独立して人材育成などを手がける株式会社FeelWorksを起業されました。
「50歳からの逆転キャリア戦略」は、サブタイトルに「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、とあるぐらいで、人生100年時代に向けて最も変動する時を生きている、今の50代に向けた本です。
リクルートという大企業に勤めていた前川孝雄さんだからこそ、独立した後に何をどうすれば上手く生きていけるのか気づけたのだと思います。
定年まで頑張って働けば、あとは老後で余生をおくる、といった考え方は通用しなくなるかもしれませんね。
前川孝雄さんが書かれた本で、他にも気になっているものがあります。
⇒ 50歳からの幸せな独立戦略 会社で30年培った経験値を「働きがい」と「稼ぎ」に変える! (PHPビジネス新書) [ 前川 孝雄 ]
人生100年時代なので、もう50歳ではなく、まだ50歳なんですよね。
定年まで、どう逃げ切れば良いのかなんて考えていても無駄です。
というか、そんなことを考えているよりも、もっと何ができるのか考えた方が楽しそうです。
まだ、辞めてはいけない
「50歳からの逆転キャリア戦略」の第1章では、「まだ辞めてはいけない人たち」として7つのパターンが提示されています。
- やりがいことがない人
- 変化に対応できない人
- 根拠なく楽観する人
- 自分を客観視できない人
- 経営の視点や知識に欠ける人
- 自分のことしか考えていない人
- 社名や肩書にこだわる人
出典:50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方 (PHPビジネス新書) [ 前川 孝雄 ]
目次を読んだだけで衝撃を受けました。
最後の「社名や肩書にこだわる人」以外、全て私のことです。
何が書いてあるのか、本文も読みましたが、打ちひしがれています。
面接対策で、準備していた内容が、全て当てはまってしまいます。
怖いですね。
何でわかったのでしょうか?
特に心に突き刺さったのが、「根拠なく楽観する人」の中に書かれていた年収についてです。
例えば、年収700万円を提示すると、社会保険などを含めた会社が負担する人件費は、約1.5倍の1050万円ぐらいです。
製造業の人件費率は、粗利の約半分なので、年収700万円の人を採用するには2000万円の粗利が必要になります。
製造業の利益率は30%から70%ぐらいなので、売上から考えると3000万円から6000万円ぐらい必要になります。
私は、社内SEでの転職を考えているので、売り上げに直接貢献する訳ではありません。
希望年収を提示していますが、その何倍も付加価値を提供しないと、会社としては「お買い得」にはなりません。
ちょっと考えればわかることですが、そういった事を忘れていました。
面接対策で何ができるのかまとめていましたが、それがお値打ちに感じる内容なのか、もう一度、考え直さないといけませんね。
50歳からの働き方を変える
「50歳からの逆転キャリア戦略」の第4章には50歳からの働き方を変える「7つの質問」があります。
- 自分の人生があと1年だとしたら、何をやりたいですか?
- なぜ、その「やりたいこと」に挑戦しないのですか?
- やりたいがことができない本当の理由は何ですか?
- 名刺がなくても付き合える社内の知人は何人いますか?
- 会社の外でも通用する「自分の強み」は何ですか?
- その強みを磨き、不動のものにするためには何が必要ですか?
- 今のうちに何から始めますか?
出典:50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方 (PHPビジネス新書) [ 前川 孝雄 ]
ここで気づいたことがあります。
すでに自分の「やりたいこと」には挑戦していました。
自分の「やりたいこと」が会社での仕事とは限りませんよね。
ボランティアなどの社会貢献なのかも知れませんし、スポーツや釣りなどの趣味なのかもしれません。
幸いなことに、私は「やりたいこと」をすでに見つけていて、挑戦しているのが理解できました。
そのために、仕事をどうするのか考え直せたので、この本を読んで、とても良かったと思います。
あわせて読みたい「働き方の哲学」
転職だけでなく、就活している学生にもおすすめなのが「働き方の哲学」です。
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まさに哲学なんですよね。
「働き方の哲学」を読んだ感想はコチラです。
「臆病者の下り階段」を降りて、挑戦できるメンタリティを持ちたいと思いました。
今回の面接をもって、しばらく転職活動は休止しようと考えています。
昨年の11月から転職活動を始めて、半年以上経過しました。
経済面で厳しいのは変わらないのですが、このまま続けていても、何かが変わる訳でも無いように感じます。
求人情報サイトの情報は、都度更新していこうと思うので、全く転職を諦めた訳ではありませんが、やりたいことはハッキリしているので、そちらに注力したいと思いました。