転職した52歳社内SEのおぐです。
私は求人情報サイトを使って転職活動しました。
転職エージェントにも登録していましたが、最終的に採用されたのはリクナビNEXTで見つけた会社でした。
リクナビNEXTには多くの会社が登録されています。
私は職種と勤務地、年収でフィルターして、上から順にエントリーしていたので、募集内容に興味は無かったのですが、求人概要の書き方で応募者の反応が変わるそうです。
応募者がたくさん集まっても、ターゲットにしている人たちから応募がなければ意味がありませんが、このワードを入れれば応募者が集まるというキラーワードを紹介します。
この記事の内容
応募者が倍増する求人広告のキラーワード
今の会社に応募した時、私は求人情報を勤務地域と年収でフィルターして上から順番にエントリーしていたので、何が書いてあったのかほとんど覚えていません。
面接にすすめた時に初めて会社概要や募集要項を読むことがありました。
創業社長いわく、求人概要の書き方で応募する人の反応が全く違ったそうです。
私が応募する前に出した求人広告では、全く応募者が無く、転職エージェントを使って採用しようか考えていたそうです。
求人情報サイトと転職エージェントでは採用が決まった時のコストが大きく違うし、これまでに転職エージェントを使って採用した人材の質が良くなかったことから二の足を踏んでいたところ、私が応募してきたので、これだと思って採用したそうです。
確かに求人情報サイトの求人広告を見て「これは応募したいな」と思う案件と「これはスルーだな」と思う案件があります。
何が違うのでしょうね。
20年前の話ですが、若い人を集めたいなら「アットホームな雰囲気」を演出すると応募者が増えると言われました。
私が若い頃は、やりがいを演出すると応募者が増えました。
時期によって応募者が求めるものも変わるでしょうね。
今なら、安定とか定時退社、有給消化率100%と書かれていると応募したくなりますね。
職種名を勘違いした求人広告
私が応募した職種は「社内SE」です。
同じシステム関係の職種には「開発SE」という募集もあります。
主にSIerが募集する職種ですね。
また、同じ「社内SE」でも「正社員」や「派遣社員」といった雇用形態が違う募集もあります。
「社内SE」でもプログラム開発がメインだったり、インフラ構築やメンテナンス、ユーザーサポートなど、仕事内容が異なることもあります。
これらの違いによって、求人広告で掲載されるキーワードが異なり、応募者への刺さり方も変わってきます。
私は、社内SEでプログラム開発がしたいと考えていました。
得意なプログラミング言語がVBAだったので、求人概要に「社内SE」「開発」「VBA」というキーワードがあると「見つけた!」となりました。
同じ社内SEの募集でも、インフラのメンテナンスだと全く違うスキルが必要になります。
それでも採用してもらえるなら、それなりに働きますが、パフォーマンスは落ちると思います。
採用側がそこに気づかず募集していることがあるんですよね。
「社内SE」といえばインフラ担当者という会社だと、それが世の中の常識だと考えてしまいがちです。
思い込みで求人募集していると、応募者に響かない求人広告になりがちです。
ゆるい大企業を離職する若い人
日本の会社は、とにかく若い人を採用したがります。
若ければ若いほど良いみたいです。
以前は、残業なしの定時帰社、週休二日、年に数回の長期休暇、といったホワイト企業をアピールすることで若い応募者が集まったようですが、少し傾向が変わってきました。
福利厚生もしっかりした「ゆるい大企業」に就職した新卒がホワイトすぎて離職しているそうです。
⇒ https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b999e24a0f485607daa39d7b661213e2c199c4
ホワイトすぎて離職って、何を言っているんだか。
仕事には、それなりの厳しさとやりがいが必要なんですね。
楽に儲かるのが一番なのに。
大企業はそれができるから、大企業なんだよね。
中小企業は面倒くさいことをやって儲ける。
大企業が、このブルーオーシャンに気が付いたら、中小企業の生き残る場所が無くなってしまいます。
まぁ、気が付いても参入できないと思いますが・・・。
中高年がよく働く
40代後半から50代のサラリーマンって、よく働く人とあまり働かない人の両極端じゃないでしょうか。
大企業だと、将来の姿がハッキリと見えてくるタイミングなんでやる気を失っている人も多いでしょうね。
すでに部長で役員の椅子も狙える状態だったら、一生懸命働くかも知れません。
「このまま頑張れば部長までいけそう。」
「まあ課長になって定年かな。」
「中途半端に管理職になると忙しそうだから、係長のままでいいや。」
「万年ヒラ社員だから、楽に過ごして、そこそこの給料で生活したいなぁ。」
多くの人が現状維持か楽な仕事で、そこそこの給料を選択するのではないでしょうか。
逃げ切れるならいいですね。
しかし、自分がなってみてわかったのですが、50代って働き盛りです。
サザエさんのお父さん(波平さん)は54歳ですが、今の54歳に、あの定年前の老けた感じは出せません。
定時内だったら集中力も持続します。
さすがに徹夜仕事は無理ですが、多少の残業や休日出勤では疲れません。
やりがいという餌さえ与えれば、よく働きます。
人口減少で少なくなっている若い人をがんばって採用するよりも、余っている中高年を採用する方が簡単だと思います。
「よく働く50代以上の中高年募集!」なんてキラーワードで求人募集すれば、応募者が倍増するんじゃないでしょうか。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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