転職したい50代社内SEのおぐです。
佐藤将之さんが書いた「amazonのすごい会議」を読みました。
成長する会社には成長する理由や仕組みがあると感じました。
「会議」だけマネしても意味がないかも知れませんが、「会議」でさえマネできなければアマゾンにはなれないですよね。
この記事の内容
私は会議が嫌いです
私が会社に勤めるようになって、一番多く参加した会議は「御前会議」です。
「御前会議」とは、「amazonのすごい会議」で紹介されている「意思決定会議」と「情報伝達会議」を合わせたような内容でしょうか。
意思決定は事前の根回しで、ほぼ決まっているのですが、偉い人を上座に据えて、今、意思決定されたかのような演出をして、下々の者に内容を伝達するような会議が「御前会議」だと思います。
一応、議論っぽいこともするのですが、議題は可決されることが前提で根回しされているので、内容がひっくりかえるような意見は出てきません。
上の方の人たちの意思統一はできているので、出席している下々の者が反対の意見など言おうものなら、徹底的に糾弾されます。
会議というより、毎月の儀式ですね。
時には「進捗確認会議」のような「御前会議」も存在します。
月に1度の営業会議のようなものです。
社長なり、営業本部長なりが、上座に座り、各部署の責任者が営業成績を報告するような会議です。
目標を達成できれば、目標が低かったのではないか、などと嫌味を言われ、
反対に未達となれば、容赦なく罵倒されます。
吊るし上げの見せしめですね。
こんな会議ばかり経験してきたためか、私は会議が嫌いです。
生産性のかけらも感じられません。
amazonのすごい会議を読んだ感想
amazonのすごい会議を読んだ。注目したのは以下の3つ。
「資料はナレーティブで書く」「会議は『沈黙』から始める」「アマゾンは『ブレスト』が大好き」
アメリカの先端企業って「会議なんてムダ」とか言っているイメージだったけど、むしろ必要な会議はしっかりやっていた。https://t.co/pXyXu1Vkv2— おぐ@転職したい50代社内SEの夢と現実 (@og_naka6ra) June 13, 2021
会議を改革したいと思って、以前は「会議革命」を題材にして勉強会を開いたりしたこともありました。
しかし、大きく何かが変わったということはありませんでした。
そもそも会議のやり方を変更できるような立場になったことがありません。
上司に提案しても、興味を示してもらえるようなことはありませんでした。
チーム内でのブレストミーティングぐらいでなら、いろいろ試してみることもありましたが、長続きしませんでした。
結果、会議が変わることもありませんでした。
「amazonのすごい会議」を読んで感じたのは、会社の経営者やリーダーシップを持っている人が行動しないと会議は変わらないということです。
私のように、消極的に会社勤めしている人が、会議が嫌だからといって変革できるようなものではありません。
会議が変わらない理由
会議の重要性を認識していない人が多いような気がします。
人を集めたいだけなのかも知れません。
私が、定期的に参加している会議が1つだけありますが、実は続ける理由はありません。
いつやめても構わないのですが、上司が続けたいらしく、いつまでも続いています。
続けたいと言っている上司が、年に数回しか参加しないのが不思議なんですが、1度はじめたことをやめるのは、なかなか大変です。
会社のトップがジェフ・ベゾスのように、会議の生産性を気にする人だったら良いのですが、いつもの会議で「こんなもんだろう」と納得していると、会議は変わりません。
自分にリーダーシップが無いのは認識していますが、自分が変えられる範囲でしか行動できないのも事実です。
本を読んだだけで終わってしまって良いの?
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「amazonのすごい会議」を読んで、とても勉強になったのですが、これだけで次の行動につながりそうにはありません。
自分がリーダーシップをとれる立場であれば、何かに活用できると思います。
しかし、性格的にも、会社の役割的にも、読んで終わり、という感じになりそうです。
会社の文化もあると思いますが、自分が会社を作るようなことがあれば、参考にしたいですね。
⇒ amazonのすごい会議 ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法 [ 佐藤 将之 ]
アマゾンだけでなく、楽天やソフトバンクが、どんな会議をしているのか気になります。
ソフトバンクについてはプレゼン資料の作成方法についての本があります。
⇒ パワーポイント最速仕事術 [ 前田 鎌利 ]
アマゾンはパワポ禁止なのに、ソフトバンクはパワポの使い方ってのが面白いですね。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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