転職できなかった52歳社内SEのおぐです。
リクナビNEXTやdodaなどの転職情報サイトを利用して転職活動をしています。
求人情報を見ていて、こんなこと書いてあるけど、本当はこんな意味なんだろうなぁ、と思う事があります。
考えすぎたウラ読みなのかも知れませんが、きっと求人企業はこんな事を思っているのだろうなぁ、と勝手に解釈してみようと思いました。
この記事の内容
20代~30代が活躍の会社に50代が応募できる?
ありがちな求人募集のキャッチフレーズに「20代~30代が活躍」というものがあります。
「20代~30代の応募は大歓迎」ということでしょうね。
裏を返せば「40代以上は応募しないでね」ということです。
そんな会社に50代が応募しても採用される可能性はありません。
年齢でフィルターしているとしか考えられませんね。
雇用機会均等法の関係で、年齢制限を設けるには理由が必要になります。
理由といってもそれほど厳密なものでなくても良いみたいですが、世間体は悪くなります。
精一杯無難な表現として「20代~30代が活躍」となり、20代や30代の年収例を紹介することになります。
50代のIT未経験者が社内SEに応募することはないと思いますが、真に受けて応募しないように気を付けて下さい。
- 「20代~30代が活躍」は「40代以上は応募しないでね」ととらえる
- 「未経験歓迎」は誰に向けたメッセージか考える
当社規定に基づき優遇します
規定に基づいている時点で「優遇」では無く、公平だと思いますが・・・。
面接で希望年収を聞かれることがありますが、あれって、意味があるのでしょうか?
給与規定の無いような会社に就職するのであれば、希望するのもありだと思いますが、それなりの規模になれば規定があるはずです。
それを逸脱するような希望を言ったところで聞き入れられません。
ひとりだけ優遇すれば、社内で軋轢が生まれます。
逆に、当社規定ではこれぐらいになります、と提示されるべきです。
敢えて希望を聞く意味がわかりません。
それを聞いて、「それでは生活できないので辞退します」とか「そんなに貰えるんですか」となりそうなものです。
- 規定に基づいた「優遇」って何?
- 希望年収は答えてもムダ
経験者を積極的に採用しています
応募する側でも言えるのですが、求人企業でも、どのような人を採用して良いのかハッキリしていないと、このような表現になります。
よくあるのが「いい人がいたら採用するんだけどねぇ」というやつです。
「いい人」がどんな人なのか絞り切れていない無能な採用担当者の言葉です。
転職サイトでは、登録しているプロフィールを検索して、「応募しませんか」と企業側からオファーを出す機能があります。
可能なかぎり間口を広くして、条件に合う人材にアプローチしているのだと思いますが、転職者と同じように自己分析が出来ていないのだろうと思います。
そもそも募集要項を読んでも、ぼんやりとしか書かれていません。
もっとハッキリ書けば、それにあった優秀な人材が応募して、採用活動も楽になるのに、と思ってしまいます。
不採用のメールを書くにしても、コピペでも多少の時間がかかります。
- いい人がいたら採用するんだけどねぇ
- 企業も応募者と同じように基準があいまい
応募する側も多少大きく見せる
求人企業の悪口ばかりになってきましたが、応募する側も多少誇大に経歴を表現するので、同じようなものですね。
嘘を書いてしまうと経歴詐称になってしまうのですが、大げさに書くぐらいなら大丈夫だろうと思います。
採用担当者も、多少おおげさに書いているなぁ、と思って割り引きながら職務経歴書を見ているような気がします。
以前、圧迫面接では無いのですが、不愉快な面接を経験したことがあります。
履歴書を見た瞬間、希望していた人材では無かったのでしょう。
いきなり履歴書を机の上に放り投げ、明らかに興味なさげな態度を面接官がとりはじめました。
そんな会社でも世の中では優良企業と呼ばれ、新卒の人気企業ランキングに名前が挙がります。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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