ITパスポート試験ってどんな内容?就職や転職に役立つ資格?

IT企業から内定をもらった親戚の子がITパスポート試験の勉強をしていました。

「iパス」と略すそうです。

情報処理技術者試験だと思っていたのですが、年に2回の試験ではなく、頻繁に受験できるそうです。

知らなかった。

私が情報処理技術者試験を受けていた頃にはなかった試験区分です。

どんな内容なのか調査します!

 

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ITパスポート試験ってどんな内容?

長くシステム開発会社に勤務していた身としれみれば、春と秋の情報処理技術者試験を受験するのはいつもの事でした。

受験する大きな理由は「お金」です。

高度情報処理の試験に合格すると、手当てが支給されました。

私は、アナリストやシス監など複数の区分に合格したので、何度も手当てを貰っていたのですが、その額はボーナス1回分ぐらいあり、受験する大きなモティベーションになっていました。

会社としても、情報処理技術者が何人と、パンフレットやホームページに記載していました。

会社の技術力を示す指標になっているようです。

ITパスポート試験は、いわゆる「能力試験」で、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

ITの基礎的な知識といってイメージできますか?

出題範囲は大きく「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3つに分類されます。

「ストラテジ系」は、企業経営からはじまり、システム化に至る概要が範囲です。

「マネジメント系」は、開発管理やサービスマネジメントが範囲です。

そして「テクノロジ系」が、いわゆる情報処理技術者試験っぽい内容になる、プログラミングやコンピュータとは何ぞや、といった範囲になります。

ネットワークやセキュリティに関する内容も「テクノロジ系」になります。

かなり広範囲な試験範囲ですね。

それぞれ、深堀りするとかなり難しい内容になってしまいそうですが、ITパスポート試験が「初心者」を対象にした試験なので、基礎的な内容になると思います。

ただ、最近の新入社員を見ていて思う事ですが、スマホが普及したため、パソコンを使った事がないという人がいます。

事務仕事の場合、パソコンを使うのが前提なので、WEBやエクセルが使えないと、仕事になりません。

スマホでLINEに高速入力できても、パソコンでキーボードを使って文字入力できない人も見かけます。

ITの基礎知識は必要ですが、キーボードが使えるぐらいのPC技能は、身に付けて入社して欲しいです。

 

ITパスポート試験は就職や転職に役立つ資格?

親戚の子は就職が決まってからITパスポート試験の勉強を始めました。

内定先から入社までに資格を取るように言われたそうです。

親戚の子は文系の学部を卒業予定で、営業職に配属される予定のようです。

たぶん、名刺に記載されるのでしょうね。

IT関係でプログラミングやネットワーク、セキュリティ関係の仕事をバリバリこなすエンジニアには、ITパスポート試験はいらないと思います。

情報処理技術者試験でも高度情報処理技術者と言われる区分の資格や、ベンダー認定のスペシャリスト資格の方が必要だと思います。

ITパスポート試験が重視されるのは、どちらかというと事務や営業など文系の職種で、ITに関わる人だと思います。

例えば、IT企業の営業職であったり、情報化が進んだ企業の本社部門だったり。

企業によっては、事務職の人でも簡単なマクロぐらいは組めるスキルを企業内研修で身に付けさせていたりします。

RPAまでいきませんが、定型業務を個人レベルで自動化させているようです。

そういった会社に就職する時は、ITパスポート試験を取得しておくと良いでしょうね。

文系学部の学生さんが大企業の就職試験を受ける時に持っていると多少有利になるかも知れません。

必要であれば、企業から取得をすすめられると思います。

全く未経験の人がIT業界に転職したいと考えている時は、ITパスポート試験を取得しておくと良いでしょう。

採用担当者も、選んだ理由を上司から問われます。

資格を持っている事で、客観的に評価したと言う事ができます。

 

ITパスポート試験の出題問題(過去問)

ITパスポート試験はパソコンで試験を受けるCBT形式です。

情報処理推進機構のホームページからCBT疑似体験ソフトがダウンロードできます。
⇒ https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/guidance/trial_examapp.html

過去問に挑戦してみましたが、かなり難しい問題もありますね。

ネットワークの最新キーワードから、営業利益を求める計算式まで、ふり幅が広すぎます。

コーポレートブランドなんてキーワードは、経営戦略なのかマーケティングなのかわかりませんが、これまでの情報処理技術者試験では出てこないような範囲だと思います。

こうやって考えてみると、文系有利な設問なのかも知れません。

ITパスポート試験を足掛かりにして、ITコーディネーターやシステムコンサルにステップアップという道もありそうですね。

試験範囲が広いので、4択と思って油断すると、痛い目を見そうです。

合格・不合格だけでなくスコアも出るみたいなので、自分の知識を客観的に評価するのにも利用できそうです。

 

【まとめ】ITパスポート試験ってどんな内容?

平成21年度から始まったITパスポート試験です。

始まって10年以上経ちます。

ちょうど、私がIT関係の会社から離れた時期で、情報処理技術者試験を受験しなくなったタイミングで始まった試験なので、全く内容を知りませんでした。

ITエンジニアの中には、情報処理技術者試験を軽視する人がいて、特にプログラミングに自信のある人にその傾向が強いように感じます。

資格を持っていても仕事ができないエンジニアはいますが、企業に勤めるサラリーマンエンジニアであれば、資格試験は受けて損をしないと思います。

いつでも新しい知識を習得していかなければいけないIT分野で活躍する人は、試験勉強を通して身に付く知識もたくさんあります。

これまで情報処理技術者試験を受けたことがないというITエンジニアの方には、肩慣らしにITパスポート試験はおすすめです。

ITを利用する人でも、この程度の知識は求められているのがわかります。

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