転職できなかった52歳社内SEのおぐです。
アマゾンのOLP(Our Leadership Principles)について調べています。
私が勤めている会社には経営方針や行動目標があります。
アマゾンのような会社と比べると、程遠い感じがしています。
企業理念や行動指針のある会社と無い会社の違いって何でしょう?
この記事の内容
毎年変わる経営方針
一応、私の席から見える場所に当社の経営方針や行動目標が掲示されています。
字が小さくて見えませんが2021年度の経営方針だそうです。
経営者は、何かの思いがあって、経営方針を文字にして掲示していると思うのですが、それを浸透させようとはしていません。
経営方針や行動目標に基づいて評価がされないので、絵に描いた餅となっています。
毎年変わるような経営方針では、社長の思い付きとしか感じません。
要するに、社長の楽しみに付き合っているだけですね。
アマゾンのOLP
アマゾンジャパンの社長であるジャスパー・チャンさんが書かれた「Day 1〈デイ・ワン〉 毎日がはじまりの日」を読んでいます。
これ、一般に向けて書かれたというより、社員に向けて、特に新入社員に向けて書かれた本なのかなぁ、と思うような内容です。
もしくは、アマゾンの採用試験を受ける人向けの教本という感じです。
アマゾンで働くということは、こういうことなんだよ、というのが理解できます。
隣の芝生は青く見えるだけなのかも知れませんが、いつも社長の思い付きに振り回されていると、アマゾンのように理念で行動できる会社に憧れます。
企業理念がある会社は意志決定が早い
企業理念や行動指針がしっかりしている会社は、意思決定が早いと思います。
お飾りの経営方針しかない会社は、細かな事でも上司に意思決定を諮らなければいけません。
上司は、さらに上の上司に決断を仰ぎ、最終的には社長がすべてを決めることになります。
社員数が数十人で、上司の上司が社長ぐらいならそれでも良いですが、数千人の会社でそれをやると、何も決まらない会社になります。
一方、企業理念や行動指針がはっきりしていれば、それに照らして意思決定ができます。
Day1を読んでいると、アマゾンって、そんな会社なんだろうなぁ、と感じます。
私が以前勤めていた、大手SIerは外部のコンサルティング会社に依頼して、フィロソフィー教育を行っていました。
まだ、全社員にまで浸透していなかった時期で、フィロソフィーに基づいて意思決定している会議を見たことがありませんでした。
最近、テレビCMを放映するようになったのですが、フィロソフィーを変えたのかな?と感じています。
企業文化に全くマッチしないテレビCMです。
求人企業に応募する前に企業理念を知りたい
転職サイトで求人企業を検索するのですが、エントリーする時は、必ず会社のホームページを確認してからにしています。
企業理念や社長が考える会社のモットーなどが記載されていることが多いからです。
それでも、実際に面接を受けてみると、絵に描いた餅なんですけどね。
事業内容とかも、面接官が否定したりすることが多いです。
外部に向けて、きれいに着飾った会社の姿を見せたいだけ、と居直ったりします。
気持ちはわからなくないですが、そんな会社に入りたいとは思えません。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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