転職できなかった52歳社内SEのおぐです。
かなり自分なりに準備もして、がんばったつもりだったのですが、6月に2次面接を受けた会社から「残念ながら」という返事を頂きました。
昨年10月から始めた転職活動ですが、一旦、ここで終わりにしたいと思います。
50代でも転職できるのか?というテーマだったのですが、残念ながらできませんでした。
この記事の内容
転職活動を始めたきっかけと希望する条件
このブログにも何度か書きましたが、転職活動を始めたきっかけは、経済的な理由からです。
大きな支出は、子どもの教育費なので一時的なものですが、子どもたちがやりたいと思っていることも自由にやらせてやれなくて、とても残念に感じていました。
他に不満なことがあるのかと言えば、昔は不満に感じていたかもしれないことでも、50代になると残り少ない会社員人生と思って、割り切ってしまっているので、それが原因で会社を辞めたいと思うようなことにはなりません。
この辺り、社畜体質というのか、長年の蓄積という感じですね。
会社に期待をしていないので、つぶれずに安定的に雇用してもらえれば良いと考えているところがあります。
入社してしばらくは昇給や昇格があるかも知れないと思い、残業もがんばった時期もありますが、無駄でした。
転職しようと思い、希望する条件などをまとめた結果、職種は今のままが良いという結論に至りました。
年齢が年齢なので、開発系SEの方が可能性があると思いますが、派遣や請負での形態が多いので、応募しないことが多いです。
雇用形態は正社員にこだわりました。
40歳で転職した時、かなり苦労した経験があり、次の転職は無いだろうと考えていました。
あとは、これが重要なんですが、年収アップです。
経済的な理由で転職活動を始めたので、年収アップは必須です。
しかし、これがなかなか難しい。
希望年収を聞かれてもハッキリ答えられません。
というのも、自宅から通える勤務先なら、今よりも金額が増えれば良いのですが、転居が必要となると、どれぐらい生活費が必要なのか見積もらないと答えられません。
単純に、年収を倍にすれば良いのかもしれませんが、そうすると、かなり高額な希望年収になります。
1.5倍ぐらいでは、わざわざ転職する意味が無かったりします。
このあたりのさじ加減が難しくて、困りました。
登録した転職サイトとその評価
最終的に登録した転職サイトは、全部で以下の4つです。
- doda
- ミドルの転職(en)
- リクナビNEXT
- マイナビエージェント
最初に登録したのは、dodaとミドルの転職です。
最初のうちは、ハローワークのインターネットサービスも使って、求人検索をしていました。
しかし、3か月ほどエントリーし続けていると、ひととおり掲載されている全ての企業にエントリーしていて、活動終了となります。
転職エージェントから連絡もありましたが、面接まで進めず、書類審査で終わってばかりが続きました。
そこで、職務経歴書を見直し、リクナビNEXTにも登録することにしました。
リクナビNEXTは、掲載されている求人情報が圧倒的に多く、頻繁にメールも届きます。
また、求人企業から「応募しませんか」のオファーがたくさん届くので、転職活動のモチベーションが高くなります。
しかし、オファーに応じて応募した企業で、面接まで進んだことはありません。
というか、オファーしてくる企業は、派遣型の開発系SEが多く、同じ企業が何度もオファーしてくるような感じです。
希望していない職種でのオファーも多く、ブロック設定しない限り、メールであふれかえってしまいます。
最後に登録したのは、マイナビエージェントですが、こちらは登録しただけで、職務経歴などの情報は未入力のままになっています。
新卒の就活サイトでは、マイナビが圧倒的な首位という話を聞いて登録しました。
振り返ってみると、私にとって最も有益だったのは、dodaとなります。
dodaで私のプロフィールを見た転職エージェントが紹介してくれた企業で2次面接まで進みました。
とても親身に力を貸してくれた転職エージェントでしたが、残念な結果になってしまい、申し訳ないばかりです。
転職をあきらめた理由
求人情報サイト経由でエントリーした企業は、最終的に200社を超えると思います。
細かく記録していた訳ではないので、正確な数は覚えていませんが、社内SEで検索して、応募できそうな会社には全てエントリーしました。
単身赴任してでも、と思っていたのですが、最終的に「地元の方を優先しました」という理由で2次面接で断られたことから、あきらめようと思いました。
もっと、決定的にアピールできることがあれば良かったのでしょうが、力不足としか言いようがありません。
私が住んでいる場所が田舎ということもあり、地元で転職しようとすると、応募できる企業が限られてしまいます。
社内SEにそれなりの給料を支払える会社はかなり絞られてきます。
そこで、単身赴任してでも転職しようと思ったのですが、それが希望年収をさらに押し上げる要因にもなっています。
年収は良いとしても、「地元の方を優先しました」と言われてしまうとどうしようもありません。
よほど、能力的に他の応募者の方が優れていました、と言われる方が納得できます。
不合理なのは年齢でも感じていたので、メンタル的に疲れてしまいました。
あまりにも壁が高いですね。
50代になって転職しようと思う人は、何よりもメンタルが健康でないといけないと思います。
何度断れても、次に挑戦し続ける気力がないと辛いです。
私の場合、面接に進めただけで、転職した後の生活を妄想してしまい、不動産情報サイトでアパートを探してみたり、会社周辺の飲食店を検索してしまったりしています。
すると、断られた時のショックは大きく、しばらくの間、凹みます。
メンタルのアップダウンが激しく、精神的に疲れてしまうので、これ以上続けるのが難しくなりました。
今後の転職活動
一旦、転職活動は終わりにします。
52歳という年齢を考えると、転職したいのなら、続けた方が良いと思います。
こう言っては何ですが、日々価値が目減りしていきます。
定年と言う概念が存在するので、働ける残りの時間が減っていきます。
私としては、何歳まででも働くつもりでいるのですが、体力的にどうなるのか予測できません。
今は健康ですが、何かのきっかけで寝たきりになるかも知れません。
それでも、一旦、転職活動は終わりにして、違うことに挑戦したいと思います。
先日から、新しいアフィリエイトを始めるため、サイトを立ち上げました。
しばらく、そちらに力を注ぎたいと思います。
ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!
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