全滅している50代社内SEですが、
初めて面接の日程調整の連絡が届きました!
エントリーしまくっていたので、
どんな会社なのか確認していなかったのですが
求人概要をよく読むと社内SEでは無さそうです。
あれ?
これって「正社員」と書いてあるけど、
「派遣社員」じゃないの?
どうなっているんだろう・・・違いがよくわからない。
この記事の内容
派遣SEの良いところメリット
今の会社で社内SEをする前は、
派遣社員として大手メーカーに常駐して仕事をしていました。
派遣社員でしたが、専門的な知識を求められる仕事をしていたので
派遣先の正社員よりも高い収入でした。
職種によるかも知れませんが、派遣社員って給料が良いですよね。
基準が中小企業の平均年収なんで、
大企業に勤めている人の感覚からすると
大したことないかも知れませんが
30代で年収1000万円を超えていました。
その上、週4日勤務という時期もありました。
ITコンサルの仕事をしていて、
スポットで頼まれることがありました。
主に土日を使って活動していたのですが、
どうしても平日でなければ対応できない案件があり
一時的に勤務日の調整をしました。
それに、わずらわしい人間関係に巻き込まれることがありません。
所詮、外部の人間なので「専務派と常務派の争い」のようなことに
巻き込まれることはありません。
- キャリアに見合った収入
- 働き方に柔軟性がある
- 職場の人間関係が楽
客先常駐の派遣SEから抜け出すには?
私としては働き甲斐のあった派遣SEなんですが、
リーマンショック後に雇い止めで無職になりました。
半年ごとに契約更新する有期雇用だったので、
雇用は不安定ですね。
企業としては、確実な成長が見込めなければ
正社員を増やさず派遣社員で対応したいのでしょうね。
そのため、派遣社員は景気に左右されて雇用の調整弁になりがちです。
契約が打ち切られても次の派遣先がすぐに決まれば良いのですが、
景気が悪くなって雇い止めになった場合、
次の派遣先が決まるまでに時間がかかります。
私の場合、次の派遣先が見つかりませんでした。
無職のまま、半年が過ぎ、ハローワークで就職活動を行って
今の会社に就職することになりました。
客先常駐の派遣SEにとって、
雇用の安定というのは大きな課題です。
できれば派遣SEから抜け出して
安定した正社員として勤務したいと
考えている人も多いのではないでしょうか
派遣SEから抜け出す方法のひとつに、
派遣先の社員になる、というのがあります。
私も何回かチャンスがあったのですが、
うまく掴みきれず、雇い止めになってしまいました。
派遣先で評価されると「社員にならないか」と
声がかかることがあります。
派遣法が改正され、3年を超えて働き続ける場合は
社員として迎え入れなければいけません。
会社にとって必要な人材となっていれば、
当然、声がかかりますよね。
しっかりと評価されていれば、
おのずと客先常駐の派遣SEから抜け出すことになります。
- 雇用が不安定
- 収入が不安定
登録型派遣と常用型派遣の違い
派遣の形態には、登録型の他に常用型というのもあるそうです。
私が派遣SEをやっていた時は、登録型の派遣でした。
派遣元企業に半年契約で雇用され、
派遣先企業で仕事をしていました。
常用型派遣になると
派遣元企業に期間の定めのない正社員で雇用され、
派遣先企業で仕事をするそうです。
これって、昔の偽装請負を正しい形にしたものですね。
偽装請負の頃は、システム開発会社などの社員を請負契約で
客先に常駐させて仕事をさせていました。
請負契約のはずですが、業務範囲はハッキリされておらず
客先や元請けの社員が仕事の指示をしていました。
本当は派遣になるはずなのに、請負契約で仕事をしていたので
偽装請負と呼ばれていました。
業務の実態に合わせて、
正社員を客先常駐で派遣できるようにしたのが
常用型派遣ですね。
- 登録型派遣は有期雇用契約
- 常用型派遣は派遣元企業の正社員
常用型派遣と一般の正社員の違い
登録型派遣の場合、3年を超えて継続して同じ派遣先で勤務することができません。
しかし、常用型派遣は3年以上でも継続して同じ派遣先で勤務できます。
それでは一般の正社員と何が違ってくるのでしょうか?
一般の正社員は、雇用された会社で仕事を続けることになります。
会社の中で昇進して定年まで働きます。
登録型派遣は、雇用された会社と仕事をする会社が異なります。
契約が終われば、次の会社で仕事をすることになります。
転職せずにキャリアが積めるということですね。
登録型の場合、次の派遣先が見つからなければ、契約終了ですが
常用型なら、派遣元企業の正社員なので雇用が安定します。
客先常駐が嫌でなかったら、常用型の派遣SEでもアリでしょうか?
社内の面倒な人間関係を考えると、客先常駐の方が良いこともあります。
収入や雇用の安定なども含めて、総合的に考えなければいけませんね。
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