ワンマン社長で儲かっている会社は仕事がしやすい!朝令暮改は当然?
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みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

転職した52歳社内SEのおぐです。

転職してから、仕事がスムーズに進むようになりました。

ワンマン社長の中小企業って意思決定が早く、社長さえ納得させれば仕事が始められます。

以前もワンマン社長の中小企業に勤めていましたが、その会社は意思決定が遅くて、いつも忘れた頃に仕事を始めることになりました。

現在勤めている会社と以前勤めていた会社を比べて、意思決定の違いを考えてみたいと思います。

 

赤字にはならないけど儲からない会社

赤字にはならないけど儲からない会社

「儲からない会社」に10年ほど勤めていました。

以前勤めていた会社は物流関係の仕事で単価が安く、とても「儲かる仕事」をしているとは言い難い会社でした。

かといって赤字ではありません。

1時間分の作業をすれば、その金額にプラスアルファして顧客企業に請求していました。

パートさんに1時間1000円で仕事をしてもらい、顧客企業へ1時間2000円で請求して、差額を儲けとするような仕事です。

間接コストがあるので、ここまで簡単な計算式にはなりませんが、単純化するとそんな感じです。

他にも商品を詰める段ボール箱を1枚150円で仕入れて、顧客企業には300円で請求するような感じです。

配送料として500円を宅配会社に支払い、顧客企業には1000円で請求するような感じです。

宅急便って、個人で依頼すると1箱1000円とかかかりますよね。大口の企業ユーザーになると数百円で配達してくれたりします。

顧客企業の中でもコストに敏感なところは「ちょっと高くないですか」と言ってきたりします。

それなりに言い訳を準備していますが、赤字になるような仕事は最初から請けないので、無理を言ってくるような会社とは取引しませんでした。

物流関係の仕事は構造的に労働集約型の産業なので儲かるような業種ではありません。

それなりに設備投資も行っていましたが、それで付加価値が高くなる訳でもなく、設備投資で付加価値を高めるよりも、従業員の給料をケチって低く抑える方が、利益に繋がります。

慢性的に低賃金の業種となります。

仕事はあるので、会社が倒産することはありませんが、儲かってウハウハというのとは遠い存在ですね。

 

儲かる会社とは

儲かる会社とは

「儲かっている会社」じゃなくて「儲かる会社」です。

今期は利益が出るかどうか怪しいですが、2期とか3期とか通算すると必ず利益が出ています。

製造業は資本集約型の産業です。

労働集約型の会社もあると思いますが、多くは資本集約型だと思います。

同じ製品を作るにしても、保有する生産設備によって加工時間が変わってきます。

工場は無人でも機械は動いていて製品を作っていたりします。

私が転職した中小企業は特殊な技術を持っていて、他社では加工できない製品を扱うので、知識集約型と言って良いかも知れません。

顧客企業から見積依頼があり見積書を送ると「高い」と言って断られることがあります。

しかし、しばらくすると同業者から同じ加工の見積もり依頼が届きます。

他社では加工できないので、顧客企業からの見積が同業者経由で届きます。

最終的に、弊社に依頼した方が安くなるということで顧客企業から直接発注がくるのですが、その時点で納期に余裕が無くなっているので、最初の見積より割高で請求することになります。

顧客企業は弊社の言い値で発注するしかありません。

儲かる会社あるあるです。

しかし特殊な技術なので、それほど需要がある訳ではありません。

私の転職先がすごいのは、そんな特殊は技術がいくつもあり、いつも何らかの需要があるということです。

今までも、これからも「儲かる会社」です。

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儲かる会社は意思決定が速い

儲かる会社は意思決定が速い

以前勤めていた会社は意思決定の遅い会社でした。

私が採用面接を受けた時は合否の結果が届くまで1か月かかりました。

現在勤めている会社は、面接の場で合格を伝えられ、いつから勤務できるか聞かれました。

スピード感が全く違います。

社内でパソコンが壊れて代替品が必要になったとします。

以前勤めていた会社では、いつも購入している会社に見積を依頼し、稟議書を回して発注し、納品されるまでに1か月ほどかかります。

現在勤めている会社では、社長がウェブで良さそうなパソコンを検索し、そのまま購入します。早ければ次の日に配達されます。

どちらも中小企業のワンマン社長です。

以前勤めていた会社と現在勤めている会社の大きな違いは「資金繰り」です。

労働集約型の産業はどうしても資金繰りがカツカツになりがちです。

従業員の給料などの支払いは現金なのに、顧客企業からの入金は月末締め翌々月払いや手形の時もあります。

収益では黒字になったとしても資金ショートしやすいため、お金の出入りには神経質になっていました。

結果、お金のかかることに関しての意思決定には時間がかかっていました。

社長の性格かも知れませんが、あまりにも意思決定の速度が違いすぎて戸惑っています。

 

意思決定が速くても・・・

意思決定が速くても・・・

意思決定が速い会社に転職して仕事がスムーズにはかどるようになったのは事実ですが、少し困ったことがあります。

意思決定が速い上にワンマン社長の考えなので朝令暮改が多いです。

意思決定が遅い前職でも朝令暮改はよくあったのですが、10年も勤めていると要領を得ていてズル賢くなり、聞いていないフリをしていました。

現在は転職したばかりなので、その辺りのさじ加減を掴み切れなくて、試行錯誤の状態です。

社長は、自分が言ったことをすぐ忘れてしまうタイプなのですが、変なところは覚えていたりして、そこを変更すると修正箇所が増えるなぁ、ということが稀に発生します。

ただ、たとえ変更があったとしても決めてくれる事が大切です。

決まらないと始められないので作業が止まってしまいます。

後は変更が少なくなるように、事前の調整で精度が上がるようにしていくだけですね。

ここでめぐり逢えたみなさんにお願いです!

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