社内SE(情報システム部)の仕事内容を求人情報から分析してみた!

先日、転職エージェントの方と電話面談をしていて感じたことがあります。

「それって、社内SEの仕事なの?」

会社として、電話設備やコピー機の管理という仕事が情報システム部の職務になっているのかも知れませんが、一般的なシステムの仕事ではないように感じた仕事があります。

部署も情報システム部ではなく、総務の中に「システム担当」という役職あるだけの会社も意外と多いので、デジタル関係の仕事は全て「システム」という括りでまとめているのでしょうね。

転職サイトの求人情報をもとに社内SEの仕事内容について分析してみます。

 

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社内SE(情報システム部)の仕事内容を求人情報から分析してみた

私がよく利用している、リクナビNEXT、doda、ミドルの転職で社内SEがどのように分類されているのか調べてみます。

リクナビNEXTでは、ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)というカテゴリーの中に「社内SE・情報システム」という職種で分類されいます。

dodaでは、技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)というカテゴリーの中に「社内情報システム(社内SE)」という分類があり、さらに「システム開発・運用(アプリ担当)」、「システム構築・運用(インフラ担当)」、「IT戦略・システム企画担当」、と細分類されています。

ミドルの転職では、技術系(IT・Web・通信系)というカテゴリーの中に「社内SE・システム管理」という職種で分類されています。

サービス名 大分類 中分類 小分類 求人件数
リクナビNEXT ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ) 社内SE・情報システム 1809件
doda 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア) 社内情報システム(社内SE) システム開発・運用(アプリ担当) 1723件
システム構築・運用(インフラ担当) 1211件
IT戦略・システム企画担当 1301件
ミドルの転職 技術系(IT・Web・通信系) 社内SE・システム管理 413件

※求人件数は、2021年5月21日現在です。

dodaの分類が一番細かくて、大企業寄りな感じがします。

私が以前常駐していた大手メーカーは、dodaのような括りで情報システム部がありました。

リクナビNEXTやミドルの転職の分類が一般的な感じがします。

 

社内SE(情報システム部)の主な仕事内容

一般的な社内SEの仕事内容として思いつくのは、自社のシステム開発や運用に関する業務や社員からの問い合わせに対応したり、システムの使い方を説明することです。

自社の経営戦略や作業現場の実態を知った上で、業績を向上させるためにシステムで何ができるのか考えられるのが社内SEの良いところだと思います。

しかし、転職サイトの求人情報を見ていると、様々な募集がありますね。

今回はあまり特徴的な求人情報が見つかりませんでしたが、時々、びっくりするような仕事内容の募集も見つかり、楽しませてもらっています。

例)総合防災メーカーの求人情報

■社内SE
販売管理・会計システムの新規開発を主に担当していただきます。開発は、基本的にSIerと協働して進めていきます。主な仕事はプロジェクトの仕様検討に伴うニーズ発掘やヒアリング調査なども行いつつ、その後の開発や保守管理などはSIerと協働して進めていきます。

【この業務のやりがい】
・社内SEとして、新規開発から運用・保守までを一気通貫で担当することができます。作って終わりではなく、システムが生み出す成果を確認しながら、更なる進化(バージョンアップ)を図ることに携わることができます。

・ユーザーが求めるシステムの使いやすさ、経営層が期待するシステム導入の効果を追求するため、社内の様々な人々とコミュニケーションを深める機会があります。

これがオーソドックスな仕事内容だと思います。

販売管理・会計システムが生産システムになったり、顧客管理システムになったりします。

例)大手メーカーのシステム子会社の求人情報

〇〇〇の100%出資会社である同社にて、社内業務の効率化・改善を目的とした業務アプリケーションの開発をお任せ致します。

■案件:
〇〇〇100%内販

■ご担当フェーズ:
要件分析・要件定義・プログラミング・保守など幅広く。

これは、社内SEというよりも開発系SEの仕事ですね。

親会社の案件なんて、一番めんどうな仕事だと思います。

親会社の情報システム部なら、年収も倍になるはずです。

例)どんな人材が必要なのか全くわからない求人情報

全社的にデジタル化を進めることが重点施策となり、各部署より具体的なシステム開発やサービス検討の要望が多くなってまいりました。これに対応するためには、システム開発や設計の経験者となるシステムエンジニアの力が必要となります。

この求人情報に応募して断られたらムカつきますね。

仕事内容もぼんやりしているし、応募資格もあやふやです。

社名も出ていないので、どんな人材が必要なのか全くわからない求人情報です。

結局、募集している側も、どんな人材が欲しいのかわかっていないのでしょうね。

 

社内SE(情報システム部)の仕事に活かせるスキルや経験

中年

社内SEの仕事に活かせるスキルや経験は求人情報の中で「応募資格」などと表現されています。

私が直近でエントリーした企業で提示されていた応募資格を紹介したいと思います。

例)国内大手専門企業

■下記2点に当てはまる方
・情報システム部門での実務経験
・普通自動車運転免許(実際に運転できる方)

フィールドエンジニアが前提ですね。

「自動車運転免許」を必須にする会社が意外と多いです。

例)外資系保険会社

【必須要件・スキル】
以下の業務経験を有していること。
◆システム基盤(Open系)の運用業務に従事(1年以上)
◆システム基盤の構築業務に従事(1年以上)
◆アプリケーションの開発業務に従事(1年以上)
◆システム基盤の構築プロジェクト、もしくはシステム開発プロジェクトのPM、もしくはPMOとしての経験(3プロジェクト以上)
◆社会人経験5年以上

以下の知識・スキルのいずれかを有していること。(複数あると尚よし)
◆Open系(Windows/Unix系)のOS、DBに関する基礎知識・スキル
◆Mainframe系のOS、DBに関する基礎知識・スキル
◆ネットワークに関する基礎知識・スキル
◆アプリケーション開発に関する基礎知識・スキル
◆情報セキュリティに関する基礎知識・スキル
◆ヒューマンスキル(コミュニケーション能力、論定的思考力)

外資系企業って、ジョブ型で採用する文化なので、もっと明確な採用基準が提示されるのかと思っていましたが、かなりアバウトなんですね。

それでも、日系企業よりは具体的な内容なので、応募する側から考えると評価しやすです。

他にも歓迎項目として保有資格などが挙げられていました。

情報処理技術者試験だけでなく、PMIやITILについて書かれていて、外資系な感じがしました。

システム運用の仕事なら、ITILは必須だと思いますが、それについて言及している会社は少ないですね。

例)大手製薬会社

・SE経験(プログラム開発やシステムプロジェクト参画の経験者・業界不問)
・各種IT資格
・Excel、Word、Powerpointをビジネスで使える

この求人情報は企業名が掲載されていたので、それで応募する人がたくさんいると思います。

この程度の内容なら、書かなければ良いのに・・・。

 

社内SE(情報システム部)に向いている人

戦略

社内SEに向いている人をイメージしやすいように、私の1日の仕事を紹介します。

プロジェクトも無く、繁忙期でもないので、定時で帰れる暇な日のパターンですが、社内SEの仕事が少しわかると思います。

9時:出社後すぐ、夜間バッチで生成された取引先への伝送データを確認し、伝送バッチを起動

10時:伝送バッチ処理のログを確認し終了処理を実行

11時:ユーザーからシステムの操作方法についての問い合わせに対応

12時:昼休憩、妻が作ったお弁当を食べる

13時:セッティングした新入社員用のパソコンを持って営業所に外出、設置して事務所に戻る

16時:オペレーションミス撲滅に関して協力会社と打ち合わせ

17時:システムの仕様変更を上司に報告して承認を得る

18時:夜間バッチに必要なデータセットを確認して退社

時期的に、新入社員が何人か営業所に配属になったので、移動できる範囲の場所はパソコンを持っていき、設置しています。

システム運用は、データのセットとログの確認なので、トラブルが無ければ時間に余裕ができます。

バッチ処理が異常終了すると、ユーザーからの問い合わせにも対応できなくなります。

その辺りがひとり社内SEの辛いところですね。

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